2019/05/01 08:32



令和元年最初の今日の香りです。

5月1日は、すずらんの日。

「スズランの日」は
フランス発祥のイベントで、
フラワーデザイン等で
フランスに馴染みの深い方は
身近なものかも。

それにちなんで
薫寿堂 花かおりシリーズ すずらんを
チョイスしました。
令和になりさわやかな平和な
良き時代となりますように
祈念してやみません。

たおやかなすずらんを
イメージした香りです。
お花の香りに天然消臭成分を
配合されていますので、
気になるニオイを消しながら、
すずらんのやわらかな余香が
広がります。

お仏壇の線香としてはもちろん
室内香としてもお使い頂ける
大人気シリーズです。
梅雨どきの初夏に
特に人気となっています。

このすずらんの香りは
おとなしく、強いにおいが
苦手な方にも喜ばれています。

おとなしく上品な香りが
お好きな方におススメです。

お花の代わりに香りのプレゼントは
いかがでしょうか?

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『すずらんの日』の喩われ

フランスでは5月1日に
愛する人やお世話になっている人に
スズランを贈る習慣があり、
もらった人には幸運が訪れる
と言われます。

フランス語でスズランを
「ミュゲ(muguet)」
ということから、「ミュゲの日」
と言われることもあるそうです。

16世紀ヨーロッパで
スズランの栽培が始まって間もなく、
スズランを贈る風習が生まれました。

当時、5月1日は愛の日と
されており、葉と花で作った冠を
被って男女が花をプレゼントし合って
いたようです。

1561年5月1日、
幸福をもたらす花とされるスズランの
花束をプレゼントされたシャルル9世
は大変喜びました。

そのためシャルル9世は、
宮廷のご婦人たちにも幸せを
分けてあげようと毎年スズランを
贈ることにしました。

また、スズランは恋人たちの出会いや
幸せの象徴でもあり、縁起が良いもの
とされていました。

鈴蘭舞踏会と呼ばれるパーティが
開催されることもあり、
若い女性たちは白いドレスを
身にまとい、
男性たちはボタン穴にスズランを
付けたりしていたそうです。

一般の人々にスズランを贈る風習が
定着したのは19世紀末頃から
だそうです。

シャルル9世がスズランをもらって
喜んだ年からちょうど15年後の
1976年5月1日だと言われています。

20世紀になると、パリ近郊の人々が
スズランを探しに森に行き、
野生のスズランを採取しました。

現在では5月1日が近づくと、
街角の至る所でスズランの小さな花束
が売られます。

フランスでは5月1日当日になると、
誰でもスズランを売って良いという
ルールがあるそうです。

但し、スズランは森で摘んでも
根が付いていないものと
限られており、
また花店から100メートル以上
離れた場所で売らなければ
ならないなどの規制があるそうです。

日本のお花屋さんで見かける
スズランの多くはドイツ原産の
ドイツスズランで、
日本原産のスズラン(鈴蘭、君影草)より
花が大きく、香りが強いのが特徴です。

鈴の形をした花はヨーロッパの人々の間では
春のシンボルで、幸せを呼ぶものと
考えられていました。

「聖母マリアの涙」と喩えられることもあり、
ヨーロッパでは大切にされ、ブライダルに
花嫁に贈る花としても良く使われます。

その香りは、バラ、ジャスミンと並び、
三大フローラルノートと呼ばれ、
ややグリーンを帯びた透明感のある
香り、キリリと爽やかな香りから、
いくつもスズランの香水も出ているようです。

スズランの香りは「聖なる香り」と言われ、
好きな人にふりかけると
自分に振り向いてくれるという
言い伝えもヨーロッパではあるそうです。

鈴のように咲くためにすずらんという名のついた
すずらんの花言葉は
「幸福が訪れる」「純潔」「純粋」「繊細」
「幸福の再来」「意識しない美しさ」
です。

お部屋をすずらんの香りで
ほんのりとまとうのもいいかも
ですね。