2019/05/01 00:39



 

お賽銭の意味や起源には

諸説があります。

現在では神社にお参りすると、

お賽銭箱に金銭でお供えしますが、

このように金銭を供えることが

一般的となったのは、

そう古いことではありません。


もともと、御神前には

海や山の幸が供えられました。

その中でも特に米を白紙で

巻いて包み「おひねり」として

お供えしました。


私たちは祖先の時代から

豊かな自然に育まれ暮らし、

秋になるとお米の稔りに

感謝をして刈り入れた米を

神様にお供えしました。


こうした信仰にもとづき、

米を「おひねり」として

お供えするようになったのです。


しかし、貨幣の普及とともに

米の代わりに、金銭も供える

ようになりました。


そもそも米は、天照大御神が

お授けになられた貴重なものとされ、人々はその大御恵(おおみめぐみ)

を受け、豊かな生活を送ることが

できるよう祈りました。


現在でも米をお供えする方も

いますが、金銭をお供えすることも、

この感謝の気持ちには変わりは

ありません。


お賽銭箱にお金を投げ入れるところを

よく見かけますが、お供物を投げて

お供えすることには、土地の神様に

対するお供えや、祓いの意味がある

ともいわれています。


しかし、自らの真心の表現として

お供えすることなので、箱に投げ

入れる際には丁重な動作を心掛け

たいものですね。


令和のはじめにお参りされる際は

少し心に留めてくださると幸いです。


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