2019/04/23 10:45



多くの神社には、拝殿の中央、ちょうど

賽銭箱の真上あたりに、銅や真鍮製の

大きな鈴が吊られており、この鈴に添えて

麻縄や、紅白・五色の布などを垂らして、

参拝者はこれを振り動かして鈴を鳴らし、

お参りをします。

多くの神社には、拝殿の中央、ちょうど
賽銭箱の真上あたりに、銅や真鍮製の
大きな鈴が吊られており、この鈴に添えて
麻縄や、紅白・五色の布などを垂らして、
参拝者はこれを振り動かして鈴を鳴らし、
お参りをします。

上につけられた鈴は、その清々しい音色で
参拝者を敬虔な気持ちにするとともに
参拝者を祓い清め、神霊の発動を願うものと
考えられています。

また、巫女が神楽舞を舞う際に用いる神楽鈴も、
拝殿の鈴と同様の意味によるものです。

古くは巫女が神楽を舞うことにより神憑りして
人々に神の意思を伝えており、このために必要な
ものとされていました。

今日では巫女による神楽舞が優雅な形に定められ、
神憑りというより神慮を慰めるものとしての
意味合いが強くなって、神楽舞の後に参拝者に
対しておこなわれる鈴振り行事は、祓い清めの
意味があるものといえます。

このほかに御守などの授与品に鈴が用いられるのは、
魔除けや厄除け開運ためともいわれています。

神社本庁「お参りのいろは」より抜粋

鈴ひとつとってもいろんな意味合いがありますね。