2019/04/08 10:25


神社に参拝した際に「おみくじ」を引き、
運勢などを占うことありませんか?

一般的に「おみくじ」は、個人の運勢や
吉凶を占うために用いられているわけですが、
種類もいろいろとあり、それぞれの

神社ごとに工夫も窺うことができます。

アニメに纏わったおみくじもありますね。


その内容は、

大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶
という吉凶判断、

金運や恋愛、失(う)せ物、
旅行、待ち人、健康など

生活全般にかかるものです。


また、生活の指針となる和歌など

を載せているものもあります。

そもそも占いとは、

物事の始めにあたって、まず御神慮を仰ぎ、

これに基づいて懸命に事を遂行しようとする、

ある種の信仰の表れともいえます。


例えば、

小正月などにその年の作柄や天候を占う
粥占神事(かゆうらしんじ)や、

神社の祭事に奉仕する

頭屋(とうや)などの神役を選ぶ際に

御神慮に適う者が選ばれるよう

「くじ」を引いて決めることなど、
古くから続けられてきました。


「おみくじ」もこうした占いの一つといえます。


「おみくじ」は単に吉凶判断を目的として
引くのではなく、その内容を今後の生活指針
としていくことが何より大切なことといえます。

また神社境内の木の枝に結んで帰る習わしも
ありますが、持ち帰っても問題はなく、
引いた「おみくじ」を充分に読み返し、
自分自身の行動に照らし合わせても

いいのではないでしょうか?