2019/04/04 15:25







使わなくなった念珠、
珠数を供養する「珠数供養会」を
毎年11月23日、
京都市・修学院にある
天台宗総本山、
比叡山延暦寺の別院
「赤山禅院(せきざんぜんいん)」
にて執り行っております。

例年、紅葉の時期に
開かれるこの会では、
天台宗の修行の中でも
随一の厳しさと言われる
千日回峰行を満行した
大阿闍梨による
加持祈祷などを行い、
全国各地から
寄せられた念珠、
珠数を供養します。

使われることのなくなった
念珠、珠数は、
そのまま捨てて
しまうのではなく、
然るべき扱いを選ぶのが
一般的です。

「珠数供養会」での供養を
ご希望される場合は、
供養会の当日に
ご持参いただくか、
ご持参が難しいようであれば
当店にお問い合わせの上
ご依頼くださいませ。

また、赤山禅院では
郵送も受け付けております。

ご供養料を添えて
下記までお願いいたします。
  
  
赤山禅院(せきざんぜんいん)は
平安時代の888年に、
日本の仏教において
大きな役割を果たした
祖師の一人、
「慈覚大師 円仁(えんにん)」
の遺命によって創建された
天台宗総本山・比叡山延暦寺の
別院です。

円仁(794年~864年)は、
838年、遣唐使船で唐に渡り、
苦労の末に天台教学を修めました。
その行程を守護した
赤山大明神に感謝し、
赤山禅院を建立することを
誓ったとされます。

帰国した円仁は、
第三世の天台座主
(てんだいざす/延暦寺の
僧職の最高位)として
天台密教の基礎を築きましたが、
寺院建立の念願を
果たすことはできませんでした。

その遺命を受けた
第四世天台座主・安慧(あんね)
によって開創されて以降、
1100年以上もの時を経て、
数々の由緒が重なり、
様々な信仰を集めています。

また、天台宗の修行の中でも
随一の荒行と知られる
「千日回峰行
(せんにちかいほうぎょう)」
の行程に含まれるなど、
その関わりは深く、
住職は千日回峰行を
満行した大阿闍梨が
つとめております。
 
 
ところ:
〒606-8036
京都府京都市左京区
修学院開根坊町18

電話:075-701-5181

アクセス:
* 地下鉄烏丸線「松ヶ崎」下車、
タクシー7分
* 叡山電車「修学院」下車、
徒歩20分またはタクシー5分
* 市バス5、31、65系統/「修学院離宮道」下車、北8系統/「修学院道」下車、徒歩15分
※駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。

京都珠数製造卸協同組合さんより
情報をご提供いただきました。